はじめての方へ
Nice to meet you!
「アシュタンガヨガ」は上級者向けのヨガというイメージも一部あるようですが、
実際はヨガ自体初心者の方でも
ご自身のペースで継続できるヨガです。
年齢や柔軟性、身体能力に関係なく
始められます。
書道を習い始めて、いきなり「薔薇」という文字を練習しないように、
まずはアシュタンガヨガの「あ」から
ご自身のエネルギーに合わせて行います。
そしてみんな毎回
今の自分からのスタートです。
練習を重ね、内側の浄化が進んでくると、
蓮の花が一枚一枚ひらくように
本質に還っていきます。
今の自分をより愛おしく感じられることでしょう。
呼吸を促し、
まずは身体を少しづつ解放していくことからはじめてみましょう。
持ち物
お水
作り出した熱が冷めるため、練習中と練習後すぐには飲みませんが、冬でも汗をかきますのでご持参ください。
ヨガマット
こちらはレンタルスペースのため、マット保管はできません。
レンタルマット(¥200)は予約時にお知らせいただけばご用意いたします。
服装について
必ずしもヨガウエアにはこだわりませんが、ジャージやスウェットよりは少しタイトな物を着用いただけますと幸いです。
身体や呼吸の使い方を見ます。
汗もかきますので、必要に応じて着替えやタオルもご持参ください。
注意事項
クラス前の2〜3時間はなるべく食事はとらないようにしましょう。
ケガや病気など身体の不調がある方は、事前もしくはクラス前にお伝えください。
ムーンデー(新月・満月)、月経時は練習をお休みしましょう。
What's Ashtangayoga?
アシュタンガヨガは、聖者パタンジャリによってまとめられた
ヨーガスートラを元に成り立つハタヨガの
一種です。
“アシュタンガ”とは、サンスクリットで
“アシュタ=8”“アーンガ=手足・枝葉・補助するもの”の意。
ヨーガのゴールへ向かう準備のプロセスを
整えるものと捉えることができます。
正式には“アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガ”といい、
インドのマイソールで
Sri.K.パタビジョイス師(1915 - 2009)
によって世界中へと伝えられました。
一連の決まったアサナ(ポーズ)を
ヴィンヤサ(呼吸と動作の連動)で
繋いで行うヨガです。
とってもエネルギッシュさと繊細さを
併せ持つ浄化のメソッドです。
息が喉を通るときに摩擦させる音を出します。
胸を使ったしっかりとした呼吸に
意識を向けながら、
ドリスティ(目線の位置)を使い、
的確にアサナ(ポーズ)を取ることで
ウッディヤナバンダとムーラバンダ(下腹部と骨盤底辺りのエネルギーロックポイント)を
作用させ効率的に熱を作り出していきます。
また、ヴィンヤサやジャンプを使うことで
熱の発生が促され、
その発生した熱で臓器や筋肉を浄化します。
一度かいた汗はなるべくタオルなどで
拭き取らず、
皮膚に擦り戻すようにして身体を強くしていきます。
継続することで柔軟性と体力を身につけ、
内に向けた練習をすることで洞察力と精神力、
心身ともに軽やかさを感じることができるでしょう。
Q & A
Mysore class (マイソールクラス) とは ?
グルジが指導を続けられた南インドの地名マイソールからつけられた練習法の呼び名です。アシュタンガヨガはポーズの順番が決まっており、マイソールは自主練形式で行う練習法を言います。
初心者からベテランまで、それぞれ自分のペースで練習を行うことができるのです。
マイソールクラスに参加することで不明瞭な部分を浮かび上がらせることができますし、個別に的確なアドバイスをもらうことができます。
Led class (レッドクラス) とは ?
Lead (導く) の過去分詞 Led「導かれる」が由来。
指導者のカウントに合わせて、参加者が一斉に行う練習法です。
マイソールスタイルでの練習のみになってしまうと、自主練習のはずが「自己流練習」になっていたり、知らぬ間にいつも同じ苦手箇所を短めにしてしまったり、呼吸のペースの乱れがそのままになってしまうことも。
レッドクラスというのは、マイソールクラスの正しいペース、ヴィンヤサ、トランジション(移行)を喚起させるために行なわれています。従ってレッドとマイソールは相互関係にあり、バランスを考えつつ参加することで、いい影響を与え合いながら実践の質を深めていけます。
Primary series (プライマリーシリーズ) とは ?
最も基本となるアシュタンガヨガの1st シリーズです。
サンスクリットでは、Yoga Chikitsa (ヨガ療法)のことを言います。肉体・精神・感覚を浄化して調子を整えるためのヒーリングのプロセスです。
おそらくほとんどの方が一番多く実践するであろうこのシリーズは、実践を重ねれば重ねるほど静かな感覚の世界に連れて行ってくれることでしょう。
大きく分けて、太陽礼拝、立位のアサナ、座位のアサナ、フィニッシングアサナで構成されています。